外壁照明計画:演出を決め、漏れ光を抑える

施工前にアクセス、制御、固定を決め、光色と電力だけで選定を終えません。配光を求め、実際の仕上げで効果を試してください。この解説の製品群を視覚的な役割で比較し、照らす場所、暗く残す場所、各シーンの時間を定めます。素材と立体形状が近隣住宅・空間にどう関わるかを起点とし、観測位置から夜間の形が分かりやすいかを確認します。

光学系、場所、各点の強さを調整すれば、外壁全体を均一に照らさず立体を強調できます。主役となる要素と、それを支える要素を決めてください。

外壁照明

形、質感、建築の細部を強調するときも、窓、歩行者、隣接建物が受ける光を同時に制御します。美観は周辺環境を含めて評価してください。

建物の視覚的な特徴を強めたい場合は、建築と運用時間にシーンを合わせます。周辺条件もその選択の一部です。

照明で都市の歴史・文化的特徴を表現する場合は、建物と文脈に結び付けて設計できます。

建物の外壁照明とは?

関連する資料として、 屋外景観照明 も参照し、建物と周囲の関係を整理してください。装飾効果を計画するときは歩行者、窓、対象外の区域への放出を制限します。その関係に応じて出入口、輪郭、凹凸、壁面を強調し、屋外器具で夜間の外観を構成します。

外壁照明の設計で確認する点は?

1. 照明設計を工事と調整し、場所に適用される都市計画・屋外照明条件を確認します。

2. 照明と消費電力の目標を定め、不要な面や効果につながらない面へ電力を使わないようにします。

3. 制御、演色性、配光を関連付け、予定した効果を作る組合せを選びます。

4. 不快感や漏れ光を抑えるため、各器具の位置、遮光、向きを調整します。

5. 外壁と近隣要素を合わせて色を検討し、どの建物にも同じ色のシーンを当てはめません。

6. 環境と取付方式に従ってアンカー、保護、接続を定めます。

外壁照明にはどんな種類がある?

LED外壁照明でよく使う四つの手法を比較します。

狭角スポットライト

柱、凹凸、直線の強調に検討できるのは、 狭角スポットライトです。集中した光は遠くの狭い範囲にも向けられます。ただし有効な到達範囲は形状と配光で確認してください。ビームを狭めるだけで利用率が必ず上がるわけではありません。

外壁照明用の狭角スポットライト。

屋外壁付け灯

候補には次の器具もあります: 上下配光の壁付灯。実際の建物の材料で効果を試してください。低層住宅では上向き光を抑える方がよい場合があり、別の場所では二方向のビームが垂直要素を強調できます。必ず中央に置くとせず、建築のリズムで位置を決め、下向きのみか上下配光かを選びます。

屋外壁付け灯

ライン形ウォールウォッシャー

参考となる製品群の ライン形ウォールウォッシャー を確認します。白色・カラーの各仕様で許容周囲温度と保護等級を確認してください。元の「10–1メートル」は無効な範囲なので到達距離に使わず、型番の配光と光束で判断します。直線状の配光は連続した面や質感の強調に使えます。

ウォールウォッシャー

地中埋込灯

建物の足元に設置する 地中埋込灯 では、最初に排水と接続を確認します。その後、壁面や凹凸への上向き照射を評価し、予定面から漏れる光を抑えてください。

地中埋込照明器具

関連する記事の よく使う外壁照明5種類 では、外壁に使う製品群を詳しく紹介しています。

LED外壁照明の設置

電源、制御、保護装置の位置を回路図に定めます。壁付灯、投光器、埋込灯ごとに説明書を求め、接続、アンカー、向き、アクセスを確認してください。異なる形式へ同じ施工手順を当てはめません。

外壁照明の取付
画像の説明と記載内容
  • 地面への取付
  • 天井への取付
  • 壁付け

暗く残す範囲を定める

光を受ける必要のない窓、開口、壁面を図面で示します。これらも強調する要素と同じく構成の一部です。効果の始まりだけでなく終わりを説明する提案は、評価しやすくなります。

特別演出より先に通常シーンを合意する

最初に日常運転と時間を定めます。イベント用の変化を計画する場合は設定を別に記録し、周辺との関係を確認してください。一時的な演出が誤って常時運転になることを防げます。

提案には器具、制御、固定、アクセス、現地条件を記録します。試験で遮光と方向を調整し、最初から電力追加に頼らないようにします。広範囲に繰り返す前に現物の外壁で試してください。通常シーンと特別シーンに別々の時間を定め、図面、材料の視覚サンプル、観測位置から準備します。

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