オフィス用LED壁面照明:設置場所と比較項目

ブラケット照明を選ぶ際は、意匠だけでなく、見る位置と光の広がり方を考えます。作業を補助するのか、壁を強調するのか、空間をつなぐのかを先に決め、全般照明との関係を確認してください。

LED壁付け灯

実際の使い方に合わせて選び、電力や色温度の例をすべてのオフィスに共通する基準とはしません。このガイドでは、光束、配置、寸法、調光、光色の見え方を順に確認します。

部屋の広さと器具の寸法を考える

器具を選ぶ前に、オフィスの寸法と照明で実現したい役割を照らし合わせます。

これにより候補を絞り、空間に合う比率を判断できます。器具本体が大きすぎたり、小さすぎたりする選定を避けます。

光の目的に合う取付位置を決める

購入前に取付位置を決めます。例えばオフィスでは、机に向けて光を当てることと、上方から空間を照らすことを区別します。その必要性に応じて壁付け器具を選びます。

壁付けスポットライトの例2
ブラケット照明の例2

同じ役割を果たす器具を比較できるよう、必要な明るさ、白色の色味、調光条件を定めます。

色温度を検討する

色温度の目盛り
画像の説明と記載内容
  • ケルビン色温度
  • 目盛りの比較表
  • 曇り空
  • 直射日光
  • ろうそく

図版の出典: ylighting.com。

内装材、使い方、自然光と調和する光色を選びます。例として2700 Kの暖かい白色から6000 Kの冷たい白色までがあり、3500 Kも選択肢です。ただし、平均値やすべてのオフィスへの推奨値を示すものではありません。

予定位置で反射、配光、照度、まぶしさを確認します。色温度だけから作業場所の快適性を判断しないでください。

光束・消費電力・配光を比較する

ブラケット照明の構成部品
画像の説明と記載内容
  • アルミニウム製ハウジング
  • LEDチップ
  • アルミダイカスト本体
  • LED発光部:光束は型番による
  • 反射板

比較では、作業面のルクス、放出する光束のルーメン、消費電力のワットを区別します。選べる電力の種類が多くても、オフィスで必要な光と光学系の検討は省けません。

光束、光学系、色のばらつき、色温度を比較します。各器具のワット数が同じでも、均一な結果になるとは限りません。表は元記事の例を残したものであり、現在のあらゆる製品を説明するものではありません。

LED蛍光ランプハロゲン白熱ランプ
相対消費量の参考値白熱灯より最大80%少ないエネルギーを使用するという例。白熱灯より最大75%少ないエネルギーを使用するという例。白熱灯より最大30%少ないエネルギーを使用するという例。元資料ではエネルギーの90%が熱として失われるとしています。
平均寿命(時間)50,00010,0001,0001,000
年間運転費用低い中~低中程度高い
光束800 lmに必要な電力(W)6-8W13-15W45W60W
色温度製品による。色の一貫性は具体的なLED機種の品質を確認して選ぶ。暖色(3,000K)から寒色(6,000K)まで暖色(2,700K)から寒色(5,500K)まで暖色(2,700K)
演色評価数 (CRI)80-90+多くは60-70+100100
指向性指向性あり多方向多方向多方向
調光対応多くが対応対応例が少ないはいはい

LEDブラケット照明の方式を比べる

候補の意匠を絞る際は、好みを使い方や空間条件と照らし合わせます。オフィスの見た目に合うだけでなく、必要な機能を果たすデザインを選びます。

  • 壁付け照明:オフィスでも使われる照明方式で、現代的なものから伝統的、ミニマルなものまで意匠があります。配置と使用する光源に応じて、空間照明や作業照明に利用できます。
  • 方向を調整できるブラケット照明:可動アームやヘッドにより、必要な方向へ光を向けられる器具です。机や読書スペースなどの作業照明に適しています。
  • 上下配光の壁付灯:上方と下方へ光を出し、壁面を照らします。光のバランスを整え、建築的な細部の強調や空間照明に利用できます。
  • 線状LEDブラケット照明:細長い本体に発光部を配置したものです。縦向き・横向きの取付は、その型番で認められ、予定する配光を得られることが条件です。
LEDウォールウォッシャー
屋外壁付け灯
装飾用ブラケット照明
寝室用ブラケット照明

器具が照明全体にどう寄与するかを確認します。反射を生じさせたり、必要な作業面を照らせなかったりする場合、見た目が良くても機能上の不足は補えません。

試用、交換、返品の条件は供給者と事前に合意します。設置済みの器具を自由に返品できるとは考えないでください。

調光の適合性を確認する

発注前に調光範囲、インターフェース、操作機器と電源装置の適合を確認します。LEDを使っているだけで、すべての壁付け照明が調光できるわけではありません。

適合する機器を組み合わせれば、作業に合わせて明るさを調整し、他の照明と連携できます。

画面を点けた状態で壁付け照明を確認する

普段の作業位置から、実際に使う機器とともに確認します。光源や反射が画面に映り込まないかを見て、選定前に位置や向きを調整してください。壁がきれいに照らされていても、作業位置に反射がないとは限りません。

働き方に合わせて操作方法を決める

操作を作業席、出入口、全般照明のシーン制御のどこで行うかを決めます。明るさの調整に伴って他の区域を不必要に変えることがないよう、器具と操作機器の組合せで機能を確認してください。

実際の使用位置から壁と作業席を観察し、役割が明確でオフィスに調和する壁付け照明を選びます。作業、空間、壁面への光と画面の反射を確認したうえで、寸法とともに制御、光学系、光束を比較します。施工条件と取引条件を確認し、意匠や照明効果に迷いがあれば、試用やサンプルの条件を合意しておきます。

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