LED仕様書の読み方:チップ・電源・照明器具を確認
住宅や店舗での交換は、既存の用途と取付け条件から検討します。両方がLEDでも、同等品や同じ寿命とは限りません。このガイドでは部品と仕様値を読み解き、外装、光学部品、電源、取付け条件を実際の光と保守に結び付けます。チップは選定要素の一つであり、製品全体ではありません。

よく使われるLEDの仕様値
- 相関色温度。 ケルビン(K)で表し、白色の見え方を示します。光の量ではありません。3000K–6500Kは例であり、選択肢のすべてではありません。
- 発光効率:光束と消費電力の関係をlm/Wで示します。掲載の100〜150 lm/Wは部品性能の例で、全製品を表すものでも、器具効率と同じものでもありません。
- 輝度。 cd/m²で表し、特定方向の光度と投影面積の関係を示します。主観的な明るさの感覚や、机上の照度とは異なります。
- 照度:単位面積に入射する光束です。lux(lx)で表し、作業に関係する面で評価します。
- 演色評価数 (CRI):基準光に対する特定の色の再現性をまとめた指標です。掲載のCRI 85は比較に使えますが、器具の品質全体やすべての色を説明するものではありません。
- 光束維持。 定めた条件で光出力がどう変化するかを示します。30%の低下は初期光束の70%を維持することですが、その時点で全製品が突然故障するわけではありません。寿命の判定基準と条件、電源の寿命を確認します。

外装、光学部品、熱的特性
仕上げ、保護、放熱、許容温度、部品へのアクセスを確認します。外装によく使う樹脂やアルミの厚さだけで品質を判断しません。器具全体と実際の用途を踏まえて評価します。
LED電源
調光電源だけで単色光源を色可変光源へ変えられるとは限りません。色や明るさを変えるには、制御、電源、光源が機能に対応する必要があります。定電圧か定電流か、限界値が負荷と適合するかを確認します。ドライバーは、その設計に従いLEDモジュールに適した電源を供給します。
電源の調査を広げる資料として、 中国のLEDドライバーブランド一覧を参照します。
- 部品と材料
- 製造工程
LED単体の期待寿命から器具全体の寿命を約束せず、全体の資料と保証を比較します。寿命表示には温度、電流、光束維持を示し、電源やほかの部品の故障と区別する必要があります。原資料の100,000時間を全製品共通とは扱いません。過去の「1000万時間」という訳は誤りです。
LED照明の用途
LEDはディスプレー、表示灯、懐中電灯、卓上灯、シーリングライト、高天井灯などに使われます。住宅、商業、産業、標識、自動車などの用途ごとに、必要な構成と性能を比較し、条件がすべて同じとは考えません。
特殊用途を採用する前に、表示性能と根拠資料を確認します。植物育成、医療、消毒には専用の基準と機器が必要で、一般照明用LED器具にその機能があるとは考えません。
LEDの意味と構造
LEDは、適切な電源でキャリアが再結合して光を出す半導体、発光ダイオードです。この過程と、蛍光体や発光色の混合で白色を得る方法は区別します。白色を含むすべての色が同じ直接発光の仕組みで生じるわけではありません。
SMDとCOBをLEDの異なる実装方式として比較し、 両者の違いの解説 を使って各方式の特徴を確認します。

画像の説明と記載内容
- レンズ
- LEDチップ
- ヒートシンク
- 蛍光体層
- ボンディングワイヤ
- エポキシレンズ
- ボンディングワイヤ
- 熱伝達面
- LEDパッケージは構造により、チップ、支持体、接続部、封止材料、蛍光体を含みます。
- 支持体と接続部には、パッケージに応じて銅、アルミ、セラミックなどを使います。材料は電気的・熱的挙動に影響しますが、一種類の材料だけで全体の品質は判断できません。
- 構造例には純度99.9%、直径0.8mil〜1.0milの金線が記載されています。銅合金などほかの材料を使う構成もあります。材料だけで品質を順位付けせず、設計と試験で評価します。
- 蛍光体はチップの発光の一部を変換し、最終的なスペクトルと色温度に関わります。
- 5. カタログにはCREE、Bridgelux、Nichia、Osram、Epistarが挙げられています。具体的な型番を比較し、ブランドや原産国だけで性能を格付けしません。
- 6. ほかにGuangjia、Taigu、Epileds、New Century、Yiguang、Baihong、Guanglei、Mulinsen、Xiamen Sanan、Shanghai Languang、Shilanmingxin、Dalian Lumeiが掲載されています。名称だけで品質帯を推測せず、部品の資料を求めます。
組立て前に仕様書と表示で極性、形状、実装条件を確認します。パッケージの端子で、設計条件に従ってLEDを基板へ接続します。
部品当たり0.1〜1Wという目安を使う前に、電源と型番を確認します。電球、スポット、ダウンライト、管形ランプ、シーリング、ライン照明などで使用されます。SMD 2835の名称は2.8mm×3.5mmに関係します。COB(Chip-on-Board)は別の実装方式で、このSMDパッケージ一覧の一形式ではありません。掲載例は2835、3030、5050、5730、5630、4040、7030です。

画像の説明と記載内容
- カソード。
- カソードマーク
設計と電源が対応していれば、投光器、スポット、レール照明にCOBモジュールを使えます。掲載の5-50Wは製品群の例であり、すべてのCOB製品を示す範囲ではありません。

部品の値と器具の値を区別する
比較表では各数値がLED、電源、器具全体のどれを示すかを記します。値と一緒に動作条件も必要です。この区別で、部品の期待性能を設置した器具全体へ誤って当てはめずに済みます。
将来の交換に備えて残す資料
納品型番と説明書、電源方式、制御、取付け条件を保存します。交換品が提案されたら承認条件と比較して差異を確認できます。外見の類似や同じ消費電力だけでは、交換適合を確認できません。
初回注文と整合性のある交換の両方に役立つ選定記録を残します。寿命や効率の条件が不明なら説明を求めます。交換前に制御、電源、取付けを確認し、納品仕様の資料を保存します。同じ用途で比較し、チップの数値と器具全体の数値を区別して記録します。
